1月2日放送!「NHKバーチャルのど自慢」注目の出場者はだれ?
2019/01/02 コラム
1月2日(水)11時35分~0時20分に、NHK総合テレビで「NHKバーチャルのど自慢」が放送決定。
仮想空間に建てられたスタジオの中、人気バーチャルYouTuber(Vtuber)たちが自慢の歌を披露します。キズナアイやミライアカリなど、13組17名が登場予定となっています。
この番組で初めてVtuberを見る人も多いかもしれません。今回は、「NHKバーチャルのど自慢」で注目すべきキャラクターとポイントを紹介します。
VTuber界のスーザン・ボイル? 富士葵
歌唱力に定評のあるキャラクターたちが数多く登場しますが、その中でも注目したいのは、女子高生Vtuberの富士葵。YouTubeには人気楽曲のカバーソングを中心に投稿しています。
伸びやかな歌声が特徴で、Uru『フリージア(アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ED曲)』や米津玄師『Flamingo』などのカバー動画は、いずれも1万点以上の高評価。
その歌唱のクオリティの高さに、デビュー当時は「Vtuber界のスーザン・ボイル」と呼ばれていました。
垢抜けない素朴な性格も魅力的で、視聴者たちが富士葵に対し、自分の孫であるかのような態度で接するのが定番となっています。
のど自慢では、歌の上手な孫を応援するような気持ちで視聴するのがおすすめです。
ダンディな声で昭和歌謡を歌い上げるバーチャルゴリラ
Vtuberは、実は人間の姿をしたものだけではありません。
今回出演するバーチャルゴリラは、見た目がゴリラそのもの。ルワンダ出身のヒガシマウンテンゴリラで、年齢は3歳とのこと。彼の魅力はなんといってもその渋い歌声です。
YouTubeでは、尾崎紀世彦の『また逢う日まで』や安全地帯の『ワインレッドの心』など、懐かしい歌謡曲のカバーを多く投稿しており、視聴者からは「くっそうまくて笑いを抑えられない」「珍し!歌えるゴリラだ!」といったコメントが寄せられています。
他にも、アコギの弾き語りやお悩み相談動画なども投稿しており、ゴリラな外見とダンディな声のギャップに魅了されたという人も多いのが特徴です。
歌唱中もとにかくハイテンションな2人組 田中ヒメ&鈴木ヒナ
田中ヒメ&鈴木ヒナは、歌とダンスに定評のあるユニットです。
飛んだり跳ねたりといったVtuber界隈では高レベルな技術が要求されるアクションを次々と披露しています。
投稿された動画では、ビートたけしのコマネチのマネやガニ股歩き、お互いの追いかけっ子と、とにかく無軌道、無邪気に踊っています。
そのお笑い芸人のような挙動と、ダンス中に見せる2人のクールな姿とのギャップに惹かれる人も多いようです。
歌やダンス以外にも、相方へのドッキリ仕掛けや激辛食品チャレンジなど、さまざまな動画を投稿。あまりにも2人が大声で喋り続けるため、視聴者からは「こんなにうるさい動画はなかなかない」「Vtuberで1番酸素を使う2人組」とツッコまれています。
特に田中ヒメは、生放送中にしゃべりすぎるあまり酸欠になり、酸素ボンベをよく吸っているほど。本番でも、2人のハイテンションぶりがどれだけ見られるのか、期待が膨らみます。
小林幸子やアメリカザリガニが、バーチャルキャラクターになって登場
「NHKバーチャルのど自慢」に出演するのは、実はVtuberだけではありません。
演歌歌手の小林幸子は、巨大ロボット「バーチャルグランドマザー小林幸子」として登場予定。元々、ニコニコ動画への演歌投稿やコミックマーケットへの参加をしていることもありファンとの距離が近く、一部の層からは「ラスボス」というあだ名で親しまれている彼女。今回は本当にラスボスのような出で立ちを拝むことができるかもしれません。
また、10月に漫才界では初めてと言われたVR漫才ライブを敢行した芸人コンビ・アメリカザリガニも出演します。アニメやゲームを特集する番組にも多く出演しているコンビだけに、どのようなネタを披露するのかも楽しみなところ。
正月休みの夜は、バーチャルなVtuberたちのパフォーマンスから目が離せません。
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