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「コンピレーション」ってどういう意味? 「オムニバス」との違いは?

iTunes StoreやCDショップなどで、「コンピレーション」と書かれているのを見かけることがあるかと思います。

楽曲一覧を見ると、多くのアーティストの曲が1枚に収録されていることが分かるのですが、「コンピレーション」とはどういった意味なのでしょうか?

この記事では「コンピレーション」について分かりやすく解説します。

コンピレーションの意味

「コンピレーション(compilation)」は、「編集」や「寄せ集め」という意味を持つ単語。

つまりコンピレーションアルバムとは、一定の意図に基づいて編集されたアルバムを意味します。あるアーティストの代表的な曲を集めたもの、特定のジャンルにおけるヒット楽曲集、あるテーマや雰囲気をもつ楽曲を収録したものなど、その形式はさまざまです。

たとえば、Perfume(パフューム)が2012年に発売した『Perfume Global Compilation LOVE THE WORLD』。Perfumeのよく知られた楽曲を中心に海外でも受け入れられることを意識して制作されたコンピレーション形式のアルバムです。

 

コロムビア・オーケストラ演奏によるアルバム『2017 ポップ・ヒット・マーチ ~花束を君に/前前前世~』は、運動会・体育祭の入退場や行進などの際に使える楽曲が収録されています。星野源『恋』、RADWIMPS(ラッドウィンプス)『前前前世』など、子供から大人まで知っている楽曲が多数あります。

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オムニバスとの違いは?

コンピレーションアルバムとよく似た概念として「オムニバスアルバム」があります。

「オムニバス(omnibus)」は総集編という意味を持つ単語。「コンピレーション」が主に音楽で使われることに比べ、「オムニバス」は音楽に限らず映画やドラマなど幅広い芸術において使われており、具体的な意味の区別はないと考えていいでしょう。

映画でいえば、2017年に公開された『ブルーハーツが聴こえる』があります。これは、1995年に解散したロックバンド・THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)の楽曲を6人の監督が自由に表現したオムニバス形式の作品です。

THE BLUE HEARTSの楽曲が数多く使用されており、市原隼人、斎藤工、優香ら豪華俳優が出演しています。

 

Writer
snacc編集部

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