2018年秋に話題となった映画主題歌5選
2018/11/26 コラム
2018年9月に公開された映画『響』。マンガ大賞2017にて大賞を受賞した漫画『響 〜小説家になる方法〜』を実写化したもので、欅坂46・平手友梨奈、北川景子、小栗旬らをキャストに迎え話題となりました。主題歌は、主演でもある平手友梨奈が歌う『角を曲がる』。
主題歌をつけるかどうか最後まで迷っていたものの、映画の120%を目指すためにも平手の歌声で主題歌をつけることにしたと、公式ホームページでも語っており、そちらも話題になりました。
他にも話題になっている映画の主題歌がいくつかあります。
3D彼女 リアルガール
2018年9月に公開された『3D彼女 リアルガール』。2011年から2016年まで連載された人気コミック『3D彼女』を実写映画化した、リア充美少女とオタク高校生のラブストーリーです。モデルや女優など幅広く活動する中条あやみとアイドルグループ・M!LK(ミルク)の佐野勇斗が出演しています。
この主題歌を歌うのが、2018年にデビュー10周年を迎えた西野カナ。2018年に発売した『Bedtime Story』は恋に落ちる男の子と女の子を歌っており、この映画にぴったりな楽曲となっています。
西野カナ『Bedtime Story』
累-かさね-
2018年9月公開のこの映画は、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれた2人の少女が主人公の人気コミック『累-かさね-』の実写映画化です。
俳優・土屋太鳳と芳根京子をW主演に迎えたこの作品、主題歌は2011年から活動するアーティスト・Aimer(エメ)が担当。実写映画の主題歌に初めて起用された『Black Bird』は特徴的なAimerの歌声で切ない歌詞が歌われており、映画と重なる部分が随所にみられます。
Aimer『Black Bird』
コーヒーが冷めないうちに
2018年9月に公開されたこちらの映画は2015年に発売された小説『コーヒーが冷めないうちに』を実写化したもの。過去に戻れると噂されている喫茶店のとある席を舞台に繰り広げられるストーリーとなっており、有村架純、波瑠、林遣都らが出演しています。
この主題歌を歌うのは1990年代から活躍するJUDY AND MARY(ジュディ アンド マリー)の元ボーカリストでも知られるYUKI。実際に原作を読み、映画を見た上で制作した『トロイメライ』は映画になぞらえたYUKIなりの希望を込めた楽曲となっています。
YUKI『トロイメライ』
走れ!T校バスケット部
2007年に発売した小説『走れ!T校バスケット部』。口コミがきっかけで大評判、続編がベストセラーとなり、晴れて2018年11月に実写映画化されました。高校バスケを舞台に繰り広げられる汗と涙の青春ストーリーとなっており、志尊淳、早見あかり、YOU、竹中直人らが演じています。
主題歌を担当するのがGReeeeN(グリーン)。メンバー全員が歯科医とアーティスト活動を両立しており、一切顔を見せないことで知られています。2018年に発売された『贈る言葉』は、「大事な仲間との今までとこれからをつなぐものになったらいい」(ユニバーサルミュージック公式サイトより)とコメントしています。
GReeeeN『贈る言葉』
あの頃、君を追いかけた
2011年に台湾で公開され、空前のヒットなった青春恋愛映画『あの頃、君を追いかけた』が2018年10月公開でリメイクされて日本にやってきました。モデル業でも活躍する乃木坂46・齋藤飛鳥、山田裕貴らが出演しており、キャスト発表時から話題となりました。
主題歌を担当するのは2014年から活動するロックバンド・Thinking Dogs(シンキング・ドッグス)。リリースされた作品の多くがドラマや映画に起用されるなど、要注目バンドのうちの1組です。7枚目シングル『言えなかったこと』は映画のために書き下ろされた至極のバラードとなっています。
Thinking Dogs 『言えなかったこと』
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