よく見かける “various artists” って一体何のこと？

CDショップやiTunesで “various artists” という表記を見かけたことはありませんか？
CDを手に取ってみると様々なアーティストの曲が収録されていることが多いと思いますが、これは具体的にどういう意味なのでしょうか。

この記事では “various artists” について解説します。

 

various artistsの意味

“various artists” とは、日本語で「さまざまなアーティスト」の意味です。
つまりCDにvarious artistsと書かれている場合、「このCDにはさまざまなアーティストの楽曲が含まれている」という意味になります。
特に、「コンピレーションアルバム」や「オムニバスアルバム」と呼ばれるものは、「various artists」名義になっているものが多いといえます。

具体的な例を3つ見てみましょう。

 

『CHATMONCHY Tribute ～My CHATMONCHY～』

2018年3月に発売されたロックバンド・チャットモンチーのアルバム『CHATMONCHY Tribute ～My CHATMONCHY～』では、ねごと、CAHI（チャイ）、スチャダラパー、川谷絵音らがチャットモンチーの楽曲をカバーしています。

参加アーティストが各々の音楽性でチャットモンチーの楽曲を再解釈し、バリエーション豊かな「自分なりのチャットモンチー」を聴くことができます。

http://www.chatmonchy.com/interview/

『アダムとイヴの林檎』

2018年5月に発売された椎名林檎のデビュー20周年を記念したアルバム。
レキシ、三浦大地、宇多田ヒカル、藤原さくら、木村カエラなど、幅広いアーティストを迎ており、名曲揃いだと発表当時大きな注目を集めました。

YouTubeには全曲をそれぞれ1:00ほど聴くことができる再生リストが公開されています。

https://www.youtube.com/watch?v=y1VQom4Zy4o&list=RDy1VQom4Zy4o&t=2

『アッコがおまかせ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~』

2018年9月リリースの、和田アキ子によるデビュー50周年記念アルバム。
こちらは和田アキ子の楽曲を、MAN WITH A MISSION（マン・ウィズ・ア・ミッション）、竹原ピストル（たけはらピストル）、JUJU、X JAPANN・Toshiら豪華アーティストがカバーしたものを収録しているオムニバス形式のアルバムです。

ジャケット写真はビートたけしが作画したものだそうです。

 

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