西野七瀬主演ドラマ『電影少女』の主題歌にも起用されていたtofubeatsって何者?
2019/01/18 コラム
平成生まれのトラックメーカー・DJとして支持を集め、クラブシーンに存在感を放っているtofubeats。『ふめつのこころ』が2018年1月に放送された乃木坂46・西野七瀬主演ドラマ『電影少女』の主題歌に起用され、広く知名度を上げています。「実は聴いたことないよ」、「最近知ったんだよね…」という方のために、tofubeatsをご紹介。
tofubeatsって何者?
tofubeatsは、兵庫県神戸市出身のミュージシャン。音楽プロデューサー/トラックメーカー、歌手にDJと多くの肩書をもちます。中学時代からインターネット上で音源リリースを行いネットやクラブシーンで名を広めていましたが、2012年に発表した『水星』がスマッシュヒット。ネット上の早耳リスナーたちから高く評価を受けます。そして様々なトラックメーカーがリミックスしてネットにアップロードしシェアしていったことも話題に。(『水星』は発表から6年以上経過した今もクラブで流れるアンセム的存在。)
それ以降大物アーティストとのコラボやリミックスを手がけることも多く、また、今では主題歌にも起用され、と華々しいキャリアを積んでいますが、2018年10月にリリースされたアルバム『RUN』は全面的に自身で歌う曲を打ち出しtofubeats自身で勝負しているとも取れる作品です。
彼の作品はどこかメランコリックな爽やかなポップないしはハウスな音が目立ち、MEMOこと山根慶丈さんによる80年代の青年漫画風のイラストレーションがtofubeatsの「ちょっと古くさいけどオシャレ」な雰囲気を引き立ています。音楽だけでなくアートワークに注目するのも忘れずに。
とりあえず、どの曲聴いたらいい?
まずは『水星』を。tofubeatsの旧友オノマトペ大臣をフィーチャリングした楽曲。ちなみに、今田耕司の歌手プロジェクト、KOJI1200の『ブロウ・ヤ・マインド』が元ネタ。
前述の通り、Remixが大量に存在するのですがここではオリジナルと、DAOKOのRemixもといカバーをピックアップ。DAOKOからの視点で歌詞もリアレンジされていて、歌詞に注目して聴き比べるのも楽しいかも。
次に、『Don’t Stop The Music feat.森高千里』。
そしてファーストフルアルバム『First Album』に収録された『ディスコの神様 feat.藤井隆』。音楽好きでDJとしても活躍している藤井隆をフィーチャリングしたハッピーチューン。
そしてリリースされたばかりのアルバム『RUN』より『RIVER』と冒頭で紹介した、ドラマ「電影少女」の主題歌『ふめつのこころ』。『RIVER』も柴崎友香原作、東出昌大と有村架純が主演する映画「寝ても覚めても」の主題歌で、切なく爽やかな音がマッチしています。
あと、佐々木希や神聖かまってちゃん等のリミックスも手がけていますので要チェック!
tofubeatsのDJ、見たいんだけど!
ところで、最初にtofubeatsはDJとしても活動していることをお伝えしましたが、2019年に入ってからの彼の出演予定のイベントは以下の通り。DJセットではないイベントもありますが、気になったら足を運んでみて。更にハマるかも。
tofubeats出演イベント(2019/1/18時点)
1/19 THE GINZA OLの宴@PLUSTOKYO, Ginza TOKYO / DJ
1/23 Digital Sg. “tofubeats – Plastic Love” (cover verision of Mariya Takeuchi)
2/10 ***HOMESICK39 tofubeats “RUN” Release Party @METRO Kyoto / live w/千紗子と純太
2/23 VaVa 2nd Album “VVORLD” Release Party @UNIT, Daikanyama Tokyo / DJ
3/2 ***tofubeats “RUN” Release Party @BEAT STATION, Yakuin Fukuoka / oneman live
3/3 spoon feat.tofubeats @NAVARO, Kumamoto / live
3/31 CHOICE18 @味園ユニバース, Namba, Osaka/live
【公式】 https://tofubeats.persona.co/
【Twitter】 https://twitter.com/tofubeats
(Ah)
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