“featuring” ってどんな意味? どう使われる言葉なの?
2018/10/27 コラム
iTunesやYouTubeで音楽に触れるとき、アーティスト名や楽曲名に “featuring” という文字を見かけることがあるかと思います。
なんとなくわかっているつもりでも、具体的にどういう意味なのかちゃんと把握しているという人はそう多くないかもしれません。そこでこの記事では、”featuring” という言葉について簡単に解説します。
featuringの意味
音楽について “featuring(フィーチャリング)” と言うときは、日本語で「客演」という意味があり、「○○ featuring xx」とは「○○がxxをゲストに招いた楽曲」といったニュアンスになります。
featuring以外に、feat、ft.、f/と表記されていることもあります。
いくつかfeaturingと表記されている楽曲を紹介します。
青山テルマ feat.SoulJa『そばにいるね』
2007年冬から2008年にかけて大流行したこちらの楽曲は、青山テルマがヒップホップミュージシャン・SoulJa(ソルジャ)をゲストに迎えて作られた楽曲です。
この曲は2007年に発売したSoulJa feat.青山テルマ『ここにいるよ』のアンサーソングで、2008年上半期オリコンランキング1位にも選ばれました。一度は聴いたことがある方もいるのではないでしょうか。
JUJU『素直になれたら feat. Spontania』
2008年秋にリリースされたこちらの楽曲はJUJUが音楽ユニット・Spontania(スポンテニア)をゲストに迎え、Spontania feat.juju『君のすべてに』のアンサーソングとして制作されました。
この楽曲を元に制作されたドラマにはモデル・田中美保が出演し、CDがゴールドディスク認定されるなど、多くの人に親しまれました。ラジオや音楽番組でも耳にしたことがある方はいるのではないでしょうか。
miwa『夜空。feat.ハジ→』
シンガーソングライター・miwa(ミワ)が同じくシンガーソングライターのハジ→(ハジー)をゲストに迎えたこちらの楽曲。
元々ハジ→の楽曲が好きだったmiwaがライブに参加したことがきっかけでハジ→よりコラボの話があったそうです。
ドラマ仕立てのMVには俳優・坂口健太郎、高田里穂、ムロツヨシが出演する豪華なものになっています。
HKT48 feat. 氣志團『しぇからしか!』
アイドルグループ・HKT48と氣志團(きしだん)という異色のコラボが実現したのがこの楽曲。
HKT48が出演したドラマ『マジすか学園0 木更津乱闘編』の主題歌にもなりましたが、ドラマに氣志團のメンバーが出演したことが今回のコラボのきっかけだったようです。
MVには特攻服姿で歌う2組を見ることができますよ。
Ariana Grande “Break Free ft. Zedd”
Ariana Grande(アリアナ・グランデ)が音楽プロデューサー兼DJであるZedd(ゼッド)をゲストに迎えて2014年に制作されたのがこちらの楽曲。
0:59〜のサビ「This is the part」の部分はクラブやフェスで観客に歌わせるパートとして使われることもあるので、聴いたことがある方もいるかもしれません。
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