音楽スタジオって一体なにができる場所?利用方法は?
2018/11/11 コラム
ミュージシャンがよく「スタジオで練習」といった言葉を口にすることがありますが、それは街にある音楽スタジオのこと。プロとして活動する人たちだけでなく、実は一般の人たちも時間で借りて利用することができます。
では一体、音楽スタジオというのは何ができる場所なのでしょうか。この記事では、音楽スタジオでできることやその特徴について解説します。
音楽スタジオとは
バンド活動を行ううえで利用する音楽スタジオは、メンバーと一緒に練習をするための「リハーサルスタジオ」と、楽曲を録音するための「レコーディングスタジオ」の2つに分類されます。バンドが練習で利用するスタジオは、「リハーサルスタジオ」と呼ばれるほうになります。
利用する際は事前に利用時間や機材、人数などを決めて、スタジオに電話などで予約をしましょう。スタジオによっては、まとまった時間の利用で安くなったり(パッケージ料金)、学割が用意されているお得なところもあるのでチェックしてみてください。
音楽スタジオにはなにがあるの
音楽スタジオごとに用意されている機材は異なりますが、基本的にはドラム、マイク、アンプなど、演奏に必要なものが揃っています。
自分の楽器を持って集まればすぐに練習を開始することができます。スタジオの受付ではギターの弦やドラムのスティックといった消耗品なども販売されているので、練習中にトラブルが起こっても安心です。
また、スタジオによっては楽器や機材をレンタルすることもできます。レンタルが必要な機材がある場合は、できるだけ予約時に確認・予約しておきましょう。
音楽スタジオの中ってどんな感じなの
ヤバイTシャツ屋さん『あつまれ!パーティーピーポー』
こちらは3人組バンド・ヤバイTシャツ屋さんのインディーズ版MV。音楽スタジオ(リハーサルスタジオ)で撮影された映像です。このように、シンプルな防音室の中に楽器や機材が並んでいるのは、大抵のスタジオで共通しています。
音楽スタジオってなにがいいの
まず何といっても、楽器を大音量で演奏することができることです。ほとんどの場所ではアンプと通しての練習が難しいですし、学生でサークルの部室などが利用できるわけでもない限り、大音量で練習できる場所はなかなか確保できないでしょう。音楽スタジオであればしっかり防音された室で、ライブと同じように音を出して練習をすることができます。
2つ目に、楽器や機材の使い方を教えてもらえることです。音楽スタジオには基本的に機材に詳しいスタッフのが常駐しています。なので練習中にわからないことがあるとすぐに質問することができます。
3つ目に、他のバンドマンと交流できることです。音楽スタジオにいる人々はほとんどがミュージシャンです。同じ音楽をしている人同士で話をすることは音楽上達の近道になるかもしれません。
バンドを組んでいないと音楽スタジオにはいけないの?
多くの音楽スタジオでは、バンド練習だけでなく個人練習を行うことが可能です。ただし、スタジオの混雑状況によっては個人での予約ができない場合もありますので、希望する場合は音楽スタジオに早めに相談すると良いでしょう。個人であっても大きな音で練習すれば、その成果もいつも以上に期待できるはずです。
音楽スタジオで合宿もできる?
音楽スタジオに宿泊することはできませんが、音楽スタジオ付きの宿泊施設もあります。サークルのメンバーなど大人数でイベントをするときに利用するのもオススメです。
音楽スタジオでスタジオライブをすることも可能
大きめのリハーサルスタジオであれば、練習だけでなく小さめのライブを行うこともできます。
ライブハウスを貸切にしてライブを行うより比較的安価にライブを開催できるので、たとえば招待制など、大人数でないライブはスタジオを利用するのもオススメです。また、お客さんを呼ばずにオンラインでライブ配信を行うこともできます。
(天神 よしあき)
古い記事へ 新しい記事へ