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「氷結」のTVCMで白石麻衣と共演していた和太鼓グループって誰?

2018年7月、乃木坂46の白石麻衣が出演する『キリン 氷結(R) 300%レモン』が公開されました。白石麻衣が氷結を飲んだ直後に、さらし姿に変身。

東京スカパラダイスオーケストラの演奏に合わせて巨大な和太鼓を叩くという内容のCMです。

白石麻衣と東京スカパラダイスオーケストラは、CMコラボをきっかけに、9月17日の「MUSIC STATION ウルトラFES 2018」に出演。ゲストにさかなクンを加え「東京スカパラダイスオーケストラ feat.さかなクン & 白石麻衣」として『Paradise Has No Border』を演奏し、話題を呼びました。

ところで、CMとライブでは、白石麻衣のバックに和太鼓を叩く男性たちが見られます。それぞれの顔を確認しても、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーではないようです。

調べてみると、この和太鼓の男性たちは、和太鼓グループ彩という音楽集団であることが分かりました。一体どんなグループなのか、普段はどのような活動をしているのか紹介します。

国内外で年間約250回のライブを行うプロ和太鼓集団

和太鼓グループ彩は、プロの和太鼓奏者たち23名が所属しているグループです。

もともとは、2005年に桐蔭学園高校出身の和太鼓部OB4名が東京大学のサークルとして立ち上げたのがはじまり。大学の学園祭での活動がメインでしたが、関東を中心にライブ公演を単独で行うようになり、2013年にプロへと転向しました。

年間の演奏会の数は、250回以上。日本だけでなく、イランやモルディブ中南米など、世界のさまざまな地域でツアーを行っており、各所で人気を集めています。

あの人気ご長寿番組の最終回にも出演していた!

和太鼓グループ彩は、メディアへの露出が多いことも特徴。過去にはマクドナルドの「とんかつマックバーガー」やミクシィの「モンスターストライク」、ミツカン「追いがつおつゆ」などのCMに出演しています。

またTV番組に出演することもしばしば。『笑っていいとも』の木曜日版最終回や『しゃべくり007』、『モヤモヤさまぁ~ず2』などといった人気番組でも太鼓を披露しています。

2017年には、菅田将暉主演の映画『帝一の國』内のシーン監修も担当。劇中で行われる「フンドシ太鼓」の場面では、作曲・出演を務めています。映画やテレビで和太鼓が登場した時に、名前を確認すれば、「和太鼓グループ彩」の名前が見つけられるかもしれません。

彼らの日頃の活動をチェックできるYouTube番組『彩チャンネル』

そもそも、和太鼓グループ彩はどういった目的で活動しているのでしょうか? HPで確認すると「和太鼓を、今の世の中できちんと意味のあるものにしていく」ために行っているとのこと。

一般的に古風な楽器というイメージの強い和太鼓を、単なる伝統芸能の道具として扱うのではなく、世の中に意義あるものだと伝えていくことが目的です。

そのため、通常の公演やメディア露出だけでなく、結婚式や学校の芸術鑑賞公演、企業の記念式典など、幅広い場所で活動しています。

そんな彼らの普段の活動を確かめるのにおすすめなのが、YouTube番組『彩チャンネル』です。チャンネル内では、オリジナル楽曲の演奏や単独ライブの様子が視聴できる動画が数多く投稿されています。

中には、リハーサルシーンやメンバー同士の日頃のやりとりを見られる動画もあり、彼らのプライベートな部分まで追うことができます。

CM、映画、ライブとさまざまな舞台で活躍する彼らの姿を見に行ってみてはいかがでしょうか?

(堀田隆大)

Writer
snacc編集部

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