「ONE OK ROCK」、バンド名に隠された秘密のヒントは“深夜料金”
2018/12/17 コラム
4ピースロックバンド、ONE OK ROCK(ワンオクロック)。
2005年に結成し、メンバーチェンジを経て2007年にメジャーデビュー。スタジアム級のステージで映えるスケールの大きな音楽性を武器に、現在では国内外問わずグローバルに活動し、中高生を中心にファンを増やしています。
2012年にリリースされた『The Beginning』は、佐藤健主演で実写化された映画『るろうに剣心』の主題歌として注目を集めました。
今回は、そんなONE OK ROCKのバンド名の由来を紹介します。
名前の由来は、過去のバンド活動の習慣から
ONE OK ROCKという名前は、「結成当時、練習スタジオに入るのが深夜パックで料金が安くなる毎週末の午前1時(one o’clock)だったこと」に由来します。
ヴォーカルのtakaは、ラジオ番組でバンド名の由来を紹介する際「夜中の1時にリハーサルを始めることが多かったんです。だから僕らの始まりはいつも1時からだ、ワンオクロックだ」と語っています。
命名されたのは初ライブ前日となる2005年7月29日。
翌30日に渋谷eggmanで開催された「NEW POWER GENERATION Vol.3」のリハーサルで決定しました。
バンド名の発案者は初代ドラマーのYou。他のメンバーが「ロック」の響きを気に入ったため採用され、o’clock部分をOKとROCKに置き換え、「ひとつの良いロック」という意味もかけて名付けられました。
その他のバンド名候補としては「タクシーズ」(Taka)、「ピストンズ」(Toru)があったそうです。 もし「タクシーズ」が採用されていたら……と想像してみると、だいぶ印象が変わってきますね。
ファンによる呼称について
略称としては「ワンオク」「OOR」が用いられ、数字を使い「10969」と表現されこともあります。
海外での活動では、RとLの発音の違いなどから「OK ROCK (オーケーロック)」と書いて「o’clock (オクロック)」と読ませることは難しいので、「ワンオーケーロック(One Okay Rock)」と発音することで統一されています。
ONE OK ROCKのファンを指す名称は「OORer」と書いて「ワンオクロッカー」と読みます。ONE OK ROCKの各頭文字と「~する人」を意味する英語の接頭辞「er」を組み合わせた造語です。
バンド名の由来の説明は、キャリアを重ねるごとに変わっていったりもしますが、現状メンバーから説明されていることはこんな感じです。
snaccでは今後もバンドやアーティストの名前の由来についての解説記事を準備中なので、定期的にチェックしてみてください。
古い記事へ 新しい記事へ