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『関ジャム』アコギの名曲18選をまとめてみた

2018年9月23日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)では、「プロが選んだ!! いい味出してるアコギの名曲18選」と題し、アコースティックギターの名曲たちを紹介。

この記事では番組中に放送された18の楽曲を、選出者の声とともにお届けする。(なお、今回のアンケートは投票数の多かった曲を紹介するスタイルで、ランキング形式ではなかった。)

1.『TRUE LOVE』(藤井フミヤ)

「アコギの名イントロといったらはやりこれです。短いイントロフレーズの秀逸さは言わずもがな、歌の譜割りと沿うストロークも凝っています」(OKAMOTO’S オカモトユウキ)

2.『Tears In Heaven』(エリック・クラプトン)

「イントロのメロディーは短めなのに深いインパクト。」(古川昌義)
「サビにも匹敵する記憶に残るイントロ」(Leola)
「ふくよかな音。それがエレキとは違う」(押尾コータロー)

3.『この木なんの木』(ヒデ夕樹)

「イントロが12弦ギター。(通常は6弦)簡単そうだが、ピックさばきが意外と複雑」(森恵)

4.『案山子』(さだまさし)

「ハンマリング・オン(左手で弦を叩く奏法)をする時のピッキング(弦を弾く右手)の正確さが凄い!!」(miwa)

5.『歌うたいのバラッド』(斉藤和義)

「無骨なアコギのストロークとエレキのスライドギターを織り交ぜ、ビートルズにも通じる60~70年代の世界観に」(中村タイチ)

「絶妙なテンションコード(不安定さや緊張感がある響き)で『愛してる』と伝えるまでの心の揺らぎが表現されているよう…」(森恵)

6.『やさしさに包まれたなら』(荒井由実)

「高温が響くストロークでは始まる楽曲。音が軽やかでピュアさを感じます」(Leola)

7.『夏祭り』(長渕剛)

「凄く難しいスリーフィンガー奏法(3本の指で弾く奏法)。これが弾ければヒーローだった」(押尾コータロー)

8.『We Are Never Ever Getting Back Together 』(テイラー・スウィフト)

「2000年代以降のポップスで最も印象的なアコギイントロ。一見普通のアルペジオに聞こえますが、ギターの音が発見された後に音量が上がっていく逆再生的な処理が!」(小笹大輔・Official髭男dism)
「リフのアコギの一音一音にエフェクトをかけて、一味違くしているところがイマっぽくて斬新だった曲」(Rihwa)

9.『One more time,One more chanse』(山崎まさよし)

「イントロの優しい音色が曲の切なさを助長していて、何度聴いてもキュンとしてしまいます」(Leola)

10.『アイネクライネ』(米津玄師)

「歌い出しのAメロの部分。歌のメロディーとアコースティックギターとの絡み方が芸術の領域。綺麗な音運びに加え、サンプリングが逆再生などアイディアが最高のセンスで散りばめられている」(小笹大輔・Official髭男dism)
「歌の裏で多くのオブリ(即興的なフレーズ)が入っているが歌の邪魔にならないのは音色とタイミングの為せる技」(Rihwa)

11.『今宵の月のように』(エレファントカシマシ)

「力強い歌声とバンドサウンドの中で決して埋もれず輝いているちょっと泥臭いアコギ…男のカッコ良さがふんだんに詰まった曲!!」(若井滉斗 Mrs.GREEN APPLE)

12.『Neon』(ジョン・メイヤー)

「ただでさえ弾くのが難しいギターフレーズを終始歌いながら弾き続けている。人間業とは思えない!! 何を食べて育ったらこんなにグルーブ感を保ったまあ一音一音正確に弾けるのか…」(吉田結威 吉田山田)
「精工でありながら印象的! 歌メロを引き立てる美しいフレーズ」(Rei)

13.『Hotel California』(イーグルス)

「イントロの12弦アコギのギターが鳴った時点で曲の世界観に一気に引き込まれます! よく聴くと細かいギターダビングが重ねられていてこれ以上ないほどアレンジが練られている一曲」(OKAMOTO’S オカモトユウキ)

14.『家族の風景』(ハナレグミ)

「名イントロ。マイクやスピーカーからではなく、すぐそこで弾いてるお兄ちゃんのような音」(津野米咲)
「シンプルだけどアコギのフレーズが効いていて聴いてるよりも実際弾いてみたら難しそうです」(yui)

15.『Wonderwall』(オアシス)

「シンプルなストロークに堂々とした彼らの佇まい…曲が良いほどシンプルに聞かせたくなるお手本」(ねごと 沙田端紀)
「アコギの洋楽といえばやっぱりこれ。このストロークを弾けばアコギが上手いかわかるはずです」(瀧川ありさ)

16.『Shape Of You』(エド・シーラン)

「パーカッションの一つとしてアコギをさりげなく全編に入れているすごい曲。弦のブラッシング音とアコギのボディを叩く音が…なんておしゃれなアコギ使いなんだろうと驚きました」(ねごと 沙田端紀)

17.『ガンダーラ』(ゴダイゴ)

「12弦ギターを使ってのフレーズやアルペジオの響き…とても倍音が沢山でて、きらびやかなサウンド」(DEPAPEPE)
「12弦ギターを使用しアコギを多重録音したイントロ。鉄弦ならではの倍音の広がりが美しい」(米米CLUB 林部直樹)

18.『君は天然色』(大滝詠一)

「アコギの特性を活かしてレコーディングされた名曲。エレキではあまりないが、4本のアコギで同じフレーズを同時に重ねてレコーディングしている」(古川昌義)

 

Writer
岡本 拓

1990年生まれのネットニュース記者・ライター。「しらべぇ」「週刊プレイボーイ」「月刊サイゾー」「いぬのきもちねこのきもちweb」「浅田真央サンクスツアープログラムブック(対談企画構成)など。

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